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ホームページから問い合わせが来ない|見直す4か所

ホームページから問い合わせが来ない|見直す4か所

ホームページから問い合わせが来ないとき、まず疑われるのは文章やデザインです。ところが実際には、どこで落ちているかによって直す場所がまったく違います。見られていないのか、読まれたけれど離れたのか、聞きたいのに聞けなかったのか。

この記事では、4つの落ちどころを順番に確かめる方法をまとめました。全部を一度に直さず、1つ変えて2週間見るほうが、何が効いたか分かります。

4つの落ちどころ

問い合わせが来ない4つの落ちどころ

① そもそも見られていない

アクセス解析で、月にどれくらい人が来ているかを見てください。数十人しか来ていないなら、それは中身の問題ではなく集客の問題です。文章を書き直しても変わりません。

② 読まれずに離れる

来ているのに、すぐ離れている場合です。多いのは、知りたいことが書いていないケースになります。

  • 料金(範囲でもいいので書いてあるか)
  • 対応できる範囲(何ができて、何ができないか)
  • 実際の進め方(依頼してから、何がどう進むか)

この3つが無いと、比べる材料がないので、書いてある会社のほうへ行きます。

③ 迷って、聞けずに離れる

いちばん取りこぼしが大きく、いちばん見えないのがここです。聞きたいことがあるのに、聞く手段が重いという状態になります。

電話は気が引ける。フォームは名前と会社名を書くところから始まる。「1つだけ確かめたい」段階の人にとっては、どちらも重すぎます。そのまま何も残さずに去るので、記録にも残りません。

④ フォームで止まる

フォームを開いたのに送信されない状態です。ここは数字で確かめられます。フォームの表示数と送信数の比を見てください。

シリタイ

見落とされやすいのが③です。聞きたいのに聞けなかった人は、記録に何も残しません。だから「問い合わせが少ない」とだけ見えて、その手前で何人が迷っていたのかは分からないままになります。

フォームで止まる3つの理由

問い合わせフォームで止まる3つの理由

項目が多い

会社名、部署、役職、電話番号、住所。正確に受けたい気持ちから増やすと、そのぶん送信されなくなります。本当に無いと返信できない項目だけを必須にしてください。

何が起きるか分からない

いつ返信が来るのか、営業の電話がかかってくるのか。書いていないと、送るのをためらいます。「2営業日以内に、担当者よりメールでご返信します」の一文があるだけで変わります。

まだ聞くほどではない

いちばん多いのがこの層です。「対応エリアだけ知りたい」「だいたいの費用感だけ知りたい」という段階の人に、フォームは重すぎます。

この人たちのための、軽い受け皿が要ります。よくある質問を置く、その場で聞ける窓口を置く。どちらでも構いませんが、フォームだけだと確実に取りこぼします。

どこを直すと、何が変わるか

どこを直すと何が変わるか

順番としては、②の料金・対応範囲・進め方を書くところから始めるのが確実です。ここが無いまま窓口だけ増やしても、同じ質問が大量に来るだけになります。

SHIRITAIだと、③の取りこぼしが見える

ここからは実際の画面です。上で書いたことが、どの画面にあたるかをお見せします。

③の取りこぼしが、はじめて数字になる

離脱分析。何通で終わったかの内訳と、離れる直前に送られた質問が出ます。聞けずに去った人の中身です。

離脱分析。何通で終わったかの内訳と、離脱の直前に送られた質問。

離脱分析。何通で終わったかの内訳と、離脱の直前に送られた質問。(問い合わせの数そのものを増やしたい)

どの段階で減っているかを、4段で見る

利用フロー分析。人数と割合が段ごとに出るので、①〜④のどこが薄いかが決まります。

利用フロー分析。4段の人数と割合。

利用フロー分析。4段の人数と割合。(アナリティクス)

読み終えたあたりで、こちらから一言かける

送料ページを読み切ったところ。画面の右下に小さく出ます。

送料ページを読み切ったところ。画面の右下に、小さく出ます。

送料ページを読み切ったところ。画面の右下に、小さく出ます。(営業AIモード)

必要になった人にだけ、フォームを出す

最初からフォームを見せません。話の途中で出す形です。

チャットの中に出したお問い合わせフォーム。

チャットの中に出したお問い合わせフォーム。(お問い合わせフォーム)

やりがちな失敗

全部を一度に直す

料金も書いて、フォームも直して、窓口も置く。同時にやると、何が効いたのか分かりません。1つ変えて2週間見てください。

料金を書かない

「お問い合わせください」だけだと、比べる材料がないので候補から外れます。範囲でも、決まり方だけでも構いません。何かしら書いてあるかどうかが分かれ目です。

フォームの項目を増やす

正確に受けたいのは分かりますが、送信されなければ0件です。必須は3つまでを目安に、足りない情報は受けてから聞いてください。

業種によって、落ちどころが違う

同じ「問い合わせが来ない」でも、商売の形によって詰まる場所が変わります。

商売の形 多い落ちどころ 先にやること
会社どうしの取引 ②読まれずに離れる 対応範囲と進め方を書く。実績の見せ方も
個人のお客さま向け ③迷って聞けずに離れる その場で聞ける窓口を置く
金額が大きい商材 ④フォームで止まる 返信の目安と、営業しない旨を明記する
地域密着の商売 ①見られていない 地図・地域名・営業時間を整える

自社がどれに当たるかで、最初に直す場所が変わります。全部に手を付ける前に、いちばん人数が多い層を決めてください。

1つ変えて、2週間見る

改善の効果を確かめるには、変える箇所を1つに絞るのがいちばんです。手順は次のとおりです。

  1. いまの数字を控える。訪問数、フォームの表示数、送信数、問い合わせ件数
  2. 1か所だけ変える。料金の書き方か、フォームの項目か、窓口を置くか
  3. 2週間そのままにする。途中で他も触らない
  4. 同じ4つの数字を見る。動いていなければ、そこは落ちどころではなかった

2週間で判断がつかないほど訪問数が少ない場合は、そもそも①の集客が課題です。その場合は、サイトの中身を直す前にやることがあります。

よくある質問

ホームページから問い合わせが来ません。何から見ればいいですか?

まずアクセス解析で、月に何人来ているかを確かめてください。数十人しか来ていないなら中身ではなく集客の問題なので、文章を書き直しても変わりません。人は来ているのに問い合わせが無い場合は、料金・対応範囲・進め方が書いてあるか、フォームの表示数に対して送信数がどれくらいかを順に見ていきます。

問い合わせフォームの項目は、いくつまでにすべきですか?

必須は3つまでを目安にしてください。名前・連絡先・用件があれば返信はできます。会社名や部署、住所は、受けてから聞いても遅くありません。項目を増やすほど送信されなくなるので、正確に受けたい気持ちと、送信されるかどうかを天秤にかけてみてください。

料金は書いたほうがいいですか?

範囲でも、決まり方だけでも構わないので、何かしら書いてあるほうが残ってもらえます。「お問い合わせください」だけだと、比べる材料がないので候補から外れます。金額そのものを出せない事情がある場合は、費用が何で決まるのか(作業の範囲、期間、数量など)を書くだけでも判断の助けになります。

チャットを置くと、問い合わせは増えますか?

フォームに書くほどではない質問を受けられるようになるので、これまで何も残さずに去っていた層に届きます。ただし、料金や対応範囲がページに書いていない状態でチャットだけ置くと、同じ質問が大量に来ることになります。順番としては、書くべきことを書いてから窓口を足すほうが効きます。

改善したかどうかは、どうやって確かめますか?

1つ変えて2週間見る、を繰り返してください。全部を同時に直すと、何が効いたのか分かりません。見る数字は、フォームの表示数と送信数の比、問い合わせの総数、そして料金ページの離脱です。数字が動かない場合は、直した場所が落ちどころではなかったということになります。

まとめ:どこで落ちているかを、先に決める

ホームページから問い合わせが来ない理由は、見られていない・読まれずに離れる・迷って聞けずに離れる・フォームで止まる、の4つでした。中でも3つ目は記録に残らないので見えませんが、人数はいちばん多い層です。

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